イギリスでの生活

uksky

2020年2月に子ども2人を含めた家族で移住してきた私たちですが、それまで私自身ヨーロッパに来たことがありませんでした。イギリスに対するざっくりとした印象(歴史がある、料理がまずい、雨がたくさんふるなど)はありますが、実際住んでい見て約2年目くらいの私の率直な感想をお伝えします。

目次

イギリスの気候

晴れと曇りと虹、この写真はイギリス来て初日に撮った写真です。

噂通り雨が多いです。そしてコロコロと天候が変わります。

そして、こちらの方々はみなさん傘をさしません。
雨がよく降るというので、日本から家族分長い傘を持ってきましたが、この2年間で木にひっかかったボールを取る以外使用したことがありません。かろうじて折り畳み傘を年に10回程度使います。

ではこちらの人はどうしているか?

洋服についているフードをかぶります。イギリスではカワイイ傘はあまり売っていません。その代わり、いろいろな種類のレインコートやレインジャケットが売っています。

恐らく、なぜなら「すぐ止む」からです。

本当に変わりやすいイギリスの気候です。

雨宿りをするか、一時的にフードをかぶってダッシュ。

自然がいっぱい

これは我が家の庭です。家よりも大きな庭です。

雨が降ったりやんだりする気候のせいか、植物がとてもよく育ちます。

場所にもよると思いますが、私が住む街は気温も夏はたいてい25℃前後、冬も10℃前後です。たまに年に2度くらい30℃超えや雪がつもるくらいです。

わが家の庭も猛暑の時以外はほとんど水をあげなくても植物が育ちます。一方、雑草も育つので草取りが大変なときもあります。

イギリスの人は散歩が大好きです。イギリスには大きな芝生の公園や、fenと言われる沼地、大きな森など、散歩コースに最適な場所がたくさんあります。そこで、エルダーフラワーやラズベリー、ワイルドガーリックなど食べれる草花を摘んで帰ったり自然とともに存在するのがイギリスです。

ロックダウンの時は医療、食料品のお店以外に「ガーデニングセンター」も開いていました。それだけイギリスの人は植物が大好きです。

多様性が認められる国イギリス

人種、宗教、いろいろあって面白い

これも地域によると思いますが、私の街は本当に多国籍です。

息子の親友はインド人。
お隣さんはインド人家族とトルコ人家族。

イギリス出身だと思っていても実はヨーロッパの他の国出身ということがたくさんあります。

イギリスの料理はまずいと言われていますが、そんなことはありません。
このお陰で各国の美味しい料理や食材専門店がたくさんあります。

多国籍だからこそ、いろいろな国の料理が楽しめます。

トルコ、インド、中華、韓国、イタリア、そして、イギリス伝統の料理も、料理がまずいイメージで渡英しましたが、そこは全然違いました。

ただ、日本の料理だけは満足できません。おいしいところはとても高いし、他の国の人が経営しており、これが日本料理???と思うところもたくさんあります。

料理だけではなく、服装、宗教や考え方色々多様性が認められている国でもあります。

クリスマスやイースターなど、イギリスの人は楽しんでいますが、例えばイスラム教の人にとっては関係ないことであるということを認識しなくてはなりません。
一方、イスラム教の人が行うラマダンに考慮したり、中国の正月を祝ったり、他の国々の伝統や思想に寄り添うところもあります。

宗教だけではなく、LGBDQなどのジェンダー問題、結婚の形、ヴィーガンなどの食に対する考え方についても普通に存在しています。性別を問う質問の選択肢は『男、女性、その他、言いたくない』という感じです。

正直、イギリスに来てから他の人の目線を気にすることがなくなりました。
服装や髪型など細かいことは誰も見ていないからです。

しかし、その代わり、自分をしっかり持つということが重要になってきます。
他の人に合わせるのではなく、自分がどういう服を着れば自分らしく見えるか、
自分はどういう風に考えているかなど自分を軸に考えることができます。

環境や身体にやさしい

これはおそらくヨーロッパの多くの国がそうなのだと思いますが、とても環境にやさしい国です。

ストローはもう当たり前ですが、紙。(ストロー使わなくても飲めるようなカップもあります。)包装も簡易的に変化していっています。

私が愛用している『Loop』商品。日本でもありますよね。食べ物が入っている缶や瓶をリサイクルゴミを出すのは当たり前ですが、さらにそれを指定の場所に戻して再利用するという商品です。(ゴミ0を目指している商品。)

そして、身体にあまりよくないといわれるグルテンの含まれないグルテンフリーの製品や、ヴィーガンやベジタリアン用のまるで肉そのものに感じる製品、オーガニック商品が近所のスーパーマーケットで簡単に、様々な種類のものを簡単に手に入れることができます。

【イギリス最大のオーガニック認証機関:Soil Association】

『健康な土壌が健康な植物を育み、それが健康な身体を生む』という基本理念のもと1946年に設立された慈善団体。

このマークがある食品、農作物、美容製品は世界中で比べても最高基準で評価されたものなので、とても安心して使用できます。

私が現在使用しているアロマセラピー用のグッズもこのマークを参考に購入しています。

一部の業者では香りの取れる部分のみを大量に育成するような商業用プランテーションで育った植物を使用したり、薬など化学製品など多く使っているものが安価で手に入れることができます。

もちろん、すべて生活にかかわるものをオーガニックにするというのは費用がかかるので無理ですが、直接肌に触れるもの、直接身体に入っていくものについては、なるべく商品を選ぶ際には気をつけています。

以上、簡単ですがイギリスの生活についてご紹介しました。

今回はいいことだらけのことをお伝えしましたが、いろいろ苦労もあります。
しかし、全体的にみてイギリスはとてもいい国で住みやすいです。
そしてどことなく日本と似ているところもあります。

正直なところ、たまにホームシックにもなりますがそんな時はアロマオイル(精油)の良い香りを嗅ぎながらゆったりすごすと元気になれます。

イギリスは上質なアロマオイル(精油)が手に入りやすいです。
イギリスに来てよかったと思う一番の要因かもしれません。

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