レモン(Lemon/ラテン語:Citrus limon)

lemon

酸っぱくてツンとする香りですが、とてもさわやかなレモン。

目が覚めるような、身体にす~っと入っていくような。

料理でもお菓子でもとても重要な役割を担うレモンですが、
とてもたくさん効果があります。

では、このレモンについて詳しく見ていきましょう。

目次

概要

Lemon(Citrus limon)

ミカン科

抽出部位:果皮

抽出方法:圧搾法

揮発性:トップノート

主要成分:リモネン、β-ピネン、γ-テルピネン

生産地:イタリア、アメリカ、スペイン、イスラエル

注意点:
光毒性がわずかにあるため、日中使用する際は注意
また、敏感肌の方も注意

特徴・製造方法

レモンの木はとても生命力が強い木です。

大きさは3mほどになり、その1本の木からは何千個の実がなるほどです。
しかも、カリフォルニア、フロリダ、地中海域の温暖な地域では一年中実をつけることがあります。

圧搾法で精油を作るためには、10㎖の精油をつくるのに、約50個のレモンを使用します。

果皮をそのまま圧搾して製作するので、こちらもオーガニックのものを使用することを強くおすすめします。

効能(心)

  • リフレッシュ作用
  • 疲労回復
  • 集中力向上

【こんなときに】
疲労、ヒステリー、目覚めたいとき、虫よけ、勉強、

効能(身体)

  • 免疫刺激作用(白血球の数を増やす)
  • 利尿作用
  • 発汗作用
  • 循環促進
  • 解毒作用
  • 脂肪分解
  • 消化促進作用
  • 血流促進作用
  • 抗ウイルス作用
  • 肝臓・腎機能強化作用
  • 止血作用
  • 解熱作用

【こんなときに】
ダイエット、リウマチ、しゃっくり、麻薬中和、ドロドロ血液、高コレステロール、鼻血、静脈瘤、痰を除去、むくみ

効能(皮膚)

  • 収斂作用
  • 強壮作用
  • 殺菌作用
  • 皮脂調整
  • 血行促進作用

【こんなときに】
毛穴の引き締め、にきび、しわ、イボ、魚の目、おでき、爪強化

ストーリー

レモンの起源は中国という説とインドという説とあり、はっきりしていません。
ペルシアから中東に渡り、12世紀十字軍によりヨーロッパに伝えられたといわれています。
その頃はヨーロッパの高緯度のところで栽培しようとしたが、失敗し、なかなか手に入らなかったことから、富の象徴とされました。

しかし、15世紀にはスペインやイタリアなど温暖な地域で栽培できるようになり、盛んに生産されるようになりました。

そして、コロンブスがアメリカ大陸を発見したときにカリブ海に浮かぶ島にこのレモンの種を植え、栽培がさらに広範囲に広がりました。

スコットランドの医師、James Lindは18世紀にビタミンCの欠乏が壊血病の原因ではないかと言われていたことに対して、実験を始めて行った人です。この壊血病は領土拡大のために長い航海が必要だったイギリス海軍にとって大きな問題でした。2000人の乗組員のうち、1300人もの人がこの病気で亡くなりました。

そのため、1747年にこの壊血病に苦しむ人12人に対し、6つのグループに分け、1つのグループにのみレモンを含むジュースを与えました。すると、このグループのみが回復し、通常の業務に戻れたそうです。しかし、この結果が信じられるようになったのは彼の死後。理由はこの実験の現在正しいとされている成果が述べられているのはこの論文の一部のみだったことによるからです。この論文の大部分は海軍の生活環境の改善のことが述べられており、医学的根拠に乏しいとされたためです。

そして、19世紀にはイギリスを出国する船にはレモンジュースを必ず搭載しなくてはならないという法律ができました。

また、それ以外でもこのレモンに関する様々な実験がされています。

2004年トルコの語学学校で行われた実験では、レモン精油を焚いた教室と何もしていない教室で授業を受けた生徒では、レモンを嗅いでいた生徒の方が圧倒的に成績がよかったこと、そして、2008年に行われた日本での実験では、アルツハイマー型認知症の患者に対し、朝にローズマリーとレモンの精油を、夜にラベンダーの精油を嗅いでもらうと改善の兆候が見られたとの報告もあります。

まとめ

比較的身近な香りのレモン。ブレンドのメインにもってくるのも、控えめに隠し味的につかうにもとてもぴったりくる精油でとても使いやすいですね。

殺菌作用があるレモン。

そしてリフレッシュ作用があるレモン。

気合を入れたい日の朝に、私は使いたいと思いました。

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