ジュニパーベリー(Juniper Berry/ラテン語:Juniperus communis)

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この香りを嗅いだ時、スッキリするような香りでまるで森の中に迷い込んだイメージを持ちました。

では、このジュニパーベリーについて詳しく見ていきましょう。

目次

概要

Juniper Berry(Juniperus communis)

ヒノキ科

抽出部位:果実

抽出方法:水蒸気蒸留法

揮発性:ミドルノート(トップ~)

主要成:α-ピネン、ミルセン、リモネン

主産地:フランス、クロアチア、ハンガリー

注意点:毒性はありませんが、妊娠中は避けてください。腎障害がある人も避けたほうが良い。

特徴・製造方法

北半球の温帯から寒帯に生息するヒノキ科の常緑樹です。針のような葉っぱをもち、樹の高さは15メートルくらい。
果実は直径が4~12ミリの大きさで、緑から熟すと紫黒色になります。熟すまでに1年以上かかります。

熟した果実を乾燥させて、水蒸気蒸留法の方法で精油を抽出します。

効能(心)

  • 頭脳明晰化作用
  • 不安を鎮める作用
  • 強壮作用
  • 免疫向上

【こんなときに】
集中力を高めたいとき、不安、やる気を出したいとき、アイデアが欲しいとき、スポーツの試合前、モチベーションUP、うつ病、疲労、不眠症、ストレス

効能(身体)

  • デトックス効果
  • 鬱滞除去作用
  • 抗炎症作用
  • 抗感染作用
  • 消炎鎮痛作用
  • 免疫向上
  • 抗肥満作用
  • 強壮作用
  • 殺菌作用
  • 消化促進作用
  • 血流促進作用
  • 利尿作用
  • 血圧降下

【こんなときに】
むくみ、セルライト、静脈瘤、二日酔い、不摂生、月経痛、リウマチ、母乳過多、尿道結石、泌尿器系の感染症(膀胱炎)、高血圧、便秘、消化不良による下痢、腎臓結石、肩こり、痛風、神経痛、無月経、生理不順、風邪、気管支炎

効能(皮膚)

  • 皮脂調節作用
  • 収斂作用
  • 抗炎症作用
  • 殺菌作用

【こんなときに】
男性のフェイシャル、皮脂分泌過剰、毛穴収縮、赤ら顔、にきび、湿疹、ふけ症、乾燥肌、乾癬

ストーリー

ジュニパーベリーの歴史はとても古く、様々な地域で記録が残っています。それぞれご紹介します。

まず、ジュニパーベリーは古代エジプトの墓から多く発見されています。
しかし、エジプトでは栽培されておらず、一説ではギリシャからきた可能性が高いとされています。

古代ギリシャ人は、ジュニパーベリーがアスリートの体力を高めるとし、オリンピックの多くのイベントでを使用していました。一方で、感染症の拡がりを抑えるために、霊的な儀式で燃やして使用していました。

ローマ人は当時インドから輸入していた高価な黒コショウの代わりに、このジュニパーベリーを代替品として売っていました。プリニウスも外観が黒コショウと似ているので、ジュニパーの木で黒コショウが育ったと間違えたほどです。

ネイティブアメリカンは出産を助ける目的でジュニパーベリーを使用していました。
それ以外にも、昔から栄養食品として使用されており、医薬品や種子を装飾品に利用したりと広く使われていました。

ジュニパーベリーには空気清浄作用があり、魔よけや神聖な宗教儀式でも使用されています。
中世ヨーロッパでは魔術や黒魔術を防ぐために使用されており、その芳香の煙は儀式の浄化に使用され、透視を助けると言われていました。ペストが流行った時も、マスクにジュニパーを入れて保護しました。

現在でもジュニパーベリーといえば、ジンの香りづけとして使われています。このジン(gin)という言葉の語源も、フランス語のgenièvreとオランダ語のjeneverに関連する古い英語のgenever の短縮形であり、それぞれラテン語のJuniperusから来ています。はじめは修道院で薬用としていたジュニパーベリーをアルコールで薬用酒として振る舞われたことから始まります。
現在でもカクテルの材料としても人気なジン。ウォッカとの違いはジュニパーベリーの香りがついているかついていないかのみです。

最後に、冬にジュニパーベリーを集めることを夢見たら、繁栄すると言われているそうですよ。

まとめ

歴史も古く、心身の浄化を助けるジュニパーベリー。

消化、デトックスの精油としてとても良い精油です。

さわやかな香りが女性的な香りが苦手な人にも使用するのにいいので、上手に組み合わせて取り入れていきたいと思います。

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